ここにいていい: 成功しても満たされなかった僕が、生きづらさを抱えた人たちと見つけた「心の駅いやしろち」
◯はじめに◯
この本は、僕の人生の成功談を書くための本ではありません。
むしろ、成功しても満たされなかった話、傷つき、迷い、立ち止まった話です。
そして、そこから見えてきた
「本当の幸せとは何か」を探す物語です。
本書は、現在「心の駅いやしろち」に親子で通ってくださっている
ひとりの女性とのご縁から生まれました。
彼女は、自らをブックライターだとは名乗りませんでした。
何度か話すうちに、彼女が物語を形にする仕事をしている人だと知ったのです。
僕はこのとき、なぜか「自分の人生を形にしたら面白いことになるんじゃないか」と思い、
僕から声をかけました。
この出会いは、僕が自分の人生を振り返り、
言葉にするためのタイミングだったのだと思います。
本書の後半には、彼女との対談も収めています。
第三者の視点から見た僕の姿も、ぜひ感じてください。
この本は、次のような方に読んでほしいと思っています。
・成功しているのに満たされない人
・子どもとの関係に悩んでいる親御さん
・自分の居場所を探している人
・本当の幸せを知りたい人
本書を読んだ後、僕はあなたに次のようになってほしいです。
・「自分の人生を信じていい」と思える
・環境や過去や他人の評価に縛られず、「自分はこう生きたい」と願う勇気を持てる
本当の豊かさは、何かをたくさん持つことではありません。
循環の中で生きること。
愛情の中で生きること。
そして、自分を信じること。
この本が、あなたの人生の問いを深めるきっかけになれば幸いです。
2026年8月吉日 杉�� 学
【目次】
プロローグ 成功しても満たされなかった僕
はじめに
第1章 人生を変えた一滴の油
第2章 命の油はこうして生まれる
第3章 居場所をつくる
第4章 ナタネマンを深掘る:ライター加藤との対談
第5章 「心の駅いやしろち」2周年を迎えて
おわりに〜活動20年目の覚悟〜
「心の駅いやしろち」があり続けるために〜応援先
推薦者の声
ご案内
【著者プロフィール】
杉�� 学(すぎさき まなぶ)/ナタネマン
株式会社ほうろく屋 代表/心の駅いやしろち 家主。
1970年、愛知県西尾市生まれ。やんちゃな少年時代を過ごし、25歳で起業。
4年目には事業は大きく成長し、経済的な豊かさを手に入れる。
しかし、お金を手にしても心は満たされず、むしろ人が自分から離れていくような孤独を抱える。
人生を見つめ直すため、お金も持たず、知り合いがひとりもいない島へ渡り、数年間の自給自足生活を送る。
そこで人の温かさに触れ、「人の笑顔が自分の生きがい」であることに気づく。
2005年に西尾市へ戻り、引きこもりや生きづらさを抱える人の居場所づくりをはじめる。
その活動の中で、故・大嶽製油所の大嶽喜八郎氏と出会う。
廃業寸前だった大嶽氏の昔ながらの圧搾製法による菜種油づくりを受け継ぎ、「ほうろく屋」を創業。
現在は油職人として食と人をつなぐ活動を続けながら、愛知県西尾市平原町に循環型コミュニティ
「心の駅いやしろち」を築く。
ハートのある仲間たちとともに、子どもたちが「ここにいていい」と
心から思える居場所づくりに取り組んでいる。